当養鶏場について

無洗卵

私たちのたまごは無洗卵です。鶏が卵を産んだ後、洗ったり、水をつけたりはしていません。サルモネラ菌とか大丈夫なの？と疑問があるかと思います。実は、卵は産卵後にクチクラというたんぱく質の膜で覆われるんです。このクチクラは空気を通しますが、細菌やカビなどは通さないんです。でも卵を洗ってしまうと、クチクラを洗い流すことになってしまい、細菌の繁殖の元になったりします。そのため私たちの卵は、無洗卵で販売しています。

気になる方は、卵を食べる直前に軽く洗ってご賞味ください。

コレステロール値、脂質、カロリーが低い

一般的なたまごのコレステロール値は420㎎／100gあたり（五訂日本食品標準成分表）。当養鶏場のたまごは、360㎎／100gあたり。

他にも脂質やカロリーが一般的なたまごと比べて約10～15％ほど低くなっています。その秘密は餌にあり！鶏に飼料として与える桑の葉（脂質の吸収抑制の効能）や木酢精製水（血行改善、新陳代謝促進）などの素材がコレステロールを下げ、鶏を体内から健康に。

もちろん、昨今ではそれほどたまごのコレステロールは騒がれなくなりました。以前は、コレステロール値が上がるから食べ過ぎないほうがいいと言われていました。

最近の研究では、食事から摂取するコレステロールと、体内のコレステロール値は必ずしも直結しないため、厚生労働省が2015年にコレステロール上限値を撤廃しています。また食事を介して摂取したコレステロールのうち吸収されるのは、体内で作られるコレステロールの1/3～1/7分程度。また、コレステロールは食事での接種量が少ないと体内で多く生産され、食事でとる量が多ければ、少なく生産されます。一定量が常に保たれるため、食事による接種の影響は少ないそうです。